2014年11月2日日曜日

ウィーンの旅 PartⅡ③ 一人旅 2013年10月11日(金)午後 国会議事堂ガイドツアー

さて、しばし間があきました!
世界一美しい図書館見学の後、ブルク(王宮)の
シシー博物館の内、銀器コレクションだけ見てみました。




ホテルから近いので、いつでもまた来れると思い
皇帝の部屋とシシィ博物館を後回しにしたのは失敗でした。
結局見ずじまい。
心残りだわ~って、ブルクはほとんど中見ていない。








いつでも来れる、なんて油断は禁物!
その時見なくちゃ見逃す!
教訓です!








この日の午後一の予定は、ここ
ブルグ劇場のガイドツアー!
雨の中14:00~のツアーに間に合うよう急いで行きました!
が、「今日はガイドツアーありません。日曜日の午後3時~です。」
と言われてしまいました!









ならば、と対面の市庁舎のガイドツアーを先にしようと市庁舎へ
ところが、入り口がわかりません!
この裏手でした。
太った守衛さんがいたので聞いてみたら、
It's too late! でもうツアーは始まってしまっていました!









頭の中で組んでいた予定がガラガラ崩れ、
変わりに次々に別案を構築。
この辺りはガイドツアーのある建物が目白押しだったのが良かった!









国会議事堂のガイドツアーを先にする事に!
雨の中、こちらは正面玄関から入って正解!








受け付けで感じの良い、キャサリン・ロス似の若い係りの人に
ガイドツアーの予定時間など色々聞いて、
待ち時間はあるけど、45分位で終わるというので、
今日は議事堂のガイドツアーに参加。
15分前になったらここで待っている。








本当は、英語、ドイツ語のツアーが
時間をずらしてあるのですが、
集まったツアー客にガイドさんがアンケートを取った結果、
今一各国語をそれぞれ時間をずらしてやるほどの人数じゃない。
「ええい、ままよ、全部一緒(ツザマン!)にやりましょう!」 
とガイドさんの鶴の一声。








国会議事堂の職員と思しきツザマン・ガイドさんが、
まず、この議事堂の模型の前で2ヶ国語で説明。
だれも写真取りませんね~。








では、こちらへ、とガイドさんが皆を次の間へ
案内して、正面が見えるようになったので、
すかさずパチリ!








さて、階段を上ります!
古代ギリシア様式を模しているので
至る所それらしいです。
1874年~1884年にかけて建設されました。








テオフィル・フォン・ハンセンの設計
ハンセンは、民主主義の発祥の地古代ギリシアを
想起させる建築を構想。
この建築様式は歴史主義(ヒストリシスト)として知られる。
(日本語パンプレットより)







何主義だろうと見るもの全て興味深い。
あ、ハンセンはギリシアで建築を学んだそうです。
なるほどね。








英語圏、ドイツ語圏の方々が集まっていました。
アジア人は私だけだったかな?








あ、日本人じゃないカップルがいましたね!
ま、なにはともあれ、建物はギリシア風ですね。










皆さん、まったく個人で参加しているので、
団体特有のお喋りがありません。
ひたすら、見るのみ。
耳には各国語のガイドフォンをしています。








大理石もふんだん。
貼ってあるだけなのか、壁全部本物かは、
トウシロには不明。








こういう天井、エルミタージュで初めて見ましたが、
よくあるパターンなんですね。









終始、みんなの最後尾をノタクタ付いて行っていましたが、
ここへガイドさんが案内している時は、
ガイドさんの直後ろに付きました!
で、ガイドさんがドアを開けて、
この通り、だれもいないここをばっちり撮れました!









Colonnaded Hall だそうです。
ここが一番ギリシア建築様式フンプンの広間でしょう。









こちらが、ツザマンのガイドさん。
各国語が喋れるのって素晴らしいですよね。
柱はやはりマーブルですね。







美術館モードで撮ってみたので、黄みがかっています。








歴史的建造物って、外から見て
そしてやはり中もじっくり見てこそですね!
つくづくガイドツアーに参加してよかったと思います。








こういうところも手を抜いていません。
もうハプスブルグ帝国も末期の頃ですけど、
それでもハプスブルグ家です。








で、こちらは、日本語パンフでは、「歴史ある会議場」
英語パンフでは、Chamber of the former House of Deputies
で、かつての下院?








並んでいるのは、古代ギリシアの偉人か、
それとも歴代ハプスブルグ家の偉人?







ツザマンさん、ブレブレですが、
ここは3階まであるようです。







天井の装飾も半端ないですね。







ガラス天井だそうです。









Chamber of National Council
こちらは、国民議会場。





 

さて、最後に入って来たここは・・









Chamber of the Federal Council
連邦議会場でしょうか。
ツザマンのガイドさんが説明する中、
この演台前で演説の真似をしているのは、
参加していたツアーのカップル、
多分スペインの人だと思う。
こんな事やるの日本人だけじゃないんだと笑いました。


結局、この日は、ブルグ劇場→市庁舎の
周りを回るのに時間を費やし、
午後は雨の中ここのガイドツアーのみでお終い!







こちらは、後日晴れた日にトラムの中から
撮影した国会議事堂正面。
神殿の様な列柱の前に立つのは、
英知を司るアテナ女神。
その足元の4人の像は当時のハプスブルグ帝国領土を
流れるドナう、イン、エルベ、モルダウ川を象徴したもの。

ガイドツアーのある歴史的建造物は
ガイドツアーの参加をお薦めします!







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