2014年9月5日金曜日

ウィーンの旅 Part2 一人旅 ②10/11(金)世界一美しい図書館

さて、朝の散策の後、ホテルに戻り、
雨に備えコートを着て早速今日の予定をこなします!





今日は世界一美しいといわれる国会図書館に行きます。
コールマルクト、マンツ書店の辺り。








前回は気付きませんでしたが、
MANZの文字の中にも装飾が!
願わくばこの書店の中にも入って
本なんか手にとってみたいものですが・・・
奈何せん、ドイツ語ダメだからなぁ・・









「眉の無い建物」と皇帝自らが呼んだ、ロースハウス。
1910年アドルフ・ロース。
1階は宝石屋さんで、
背の高さが半端じゃないガードマンが
立っていました。
ゲルマンの人は、本当に背が高いです!







小雨に濡れるミヒャエル広場前のカフェ・グリーンシュタイドル









さて、前回は見逃したこの広場の真ん中の堀。
見てみましょう!








あちらにいる人に比べ、やはり覗いてみる人は少ないですね。








実は、古代ローマの遺跡なんです!








さて、世界一美しい図書館へは、
ミヒャエル教会の前を通って左手の道を進みます。








途中通路の下にサムスンの大きなディスプレーがあり、
スペイン乗馬学校での馬の演技が流されています。
丁度スペイン乗馬学校へ抜ける通路なのでしょう。








これがスペイン乗馬学校。
1728年~1735年 フィッシャー・フォン・エルラッハ
先ほどの通路は最右側に見えるアーチの所。
最初の馬たちがスペイン産だった為この名前。
かつては、市壁の外にあったのを、
皇帝が18世紀に王宮内に移動させたそうです。

ここは、ヨーゼフ広場。図書館の前の広場です!









で、これが皇帝ヨーゼフ2世の騎馬像と図書館です!
図書館の屋根、左は天球を背負うかわいそうなアトラス。
中央の女神は嫉妬と無知に勝利する
古代ローマの女神ミネルバ。









図書館にはこちらから入ります!
ワクワク!








受け付けで入場券を買って、いざ!
この階段を上るのです。
この階段なにか壁にあります。








かつては、こういう石が使われていたということでしょうか?
ラテン語読めないし、ドイツ語もわからないから
なんとなく、かつてのものかなぁ~と上ります。









入り口が見えた!
怖そうな背広の男性は係の人で
所蔵物に触ったりしないようチェックしている。







ジャ~ン!!
遂に中に入りました!
世界一美しいと言われるだけあって、
まさに豪華です!








写真撮影オーケーなので、バシャバシャ撮りましたとも!
バロック建築ってほんとに綺麗ですね~。
バシャバシャ!!








飛び出す天井画は、ダニエル・グランカ?











実はこの図書館、コンサートホールとして作られたものだそうです。
豪華な大広間を意味するプルンクザール。
中央の像はカール6世(設立時の皇帝)









この大広間の天井画はダニエル・グランカ
広間は奥行き80m 高さ20m









蔵書は凄い数。
ガイドブックによって数の桁が違うので良くわかりませんが、
オイゲン公の蔵書も沢山あるそうです。
オイゲン公って文武両道なんですね~。








書棚の番号の数が凄いです。








1階のみならず、2階にも沢山本があります。
でも、2階へいけるのは、青い作業服を着て脚立に乗ってるオジサンだけ。
この2階部分のテラスのカーブ!
なんとも美しいと思いませんか?








こちらが、ホール中央におわすカール6世








「ここから上へは進入禁止じゃ」という誰かさん。
誰?








展示物も面白いです。
キリンのぬいぐるみでわかりましたね。








シェーンブルン宮殿の動物園にキリンが来たのでしょう。










こちらは、ウィーンに初めてゾウが来たという記録。
さすがに、ハプスブルグですね!








で、興味深かったのが、この地球儀。
埃をかぶっていましたが、
良くみると変わった地球儀です。









そうなんです。
地図も描いてありますが、
何やら神話の世界みたいな絵が沢山!







しゃがんで見入っちゃいました。








確か6つか8つくらいはあったような・・
これなんか、地図じゃなくまさに神話の世界ですよね。








確かに地図らしい絵も描いてはあるんですけど・・










日本人のワタクシには、
メチャクチャおどろおどろしい地球儀でした!
興味深いけど。










更に奥に行くとこんな可愛らしい地球儀も!
ハプルブルグ帝国の現在の領土は
こことここじゃワイ! という地球儀ですね。








どの程度、世界がわかっていたのか、
日本がちゃんと描いてありました。
これは、もうフランツ・ヨーゼフの頃でしょうか?
そんな感じですよね。








朝10時ごろ。
観光客もそれほど多くありません。








しかし、見ればみるほど、美しい図書館です。
ここをコンサートホールとして建てたことは
長らく忘れられていたとか。









こんなに見ごたえのある図書館とは思わず、
予定していた時間よりずっと長く見学していました。










奥へ進むほど、時代が新しくなっていく展示で
これは、19世紀くらいの地球太陽月、か何か?
きっと学術的な面でも当時のトップを走っていたはず。









こんな風に陳列してあります。









各時代のトピック的な物を展示してあります。
これはツェッペリンがシュテファン寺院の上空を
飛んだときの写真でしょう。1929年










ポスター
wollenってどういう意味?
家にはドイツ語辞書が無いのでわからない。








この方も一眼レフで撮影するのを忘れ
しばし展示物に見入っていました。









双頭の牛の写真も!
ピョートル大帝はこれの剥製を博物館にもっているんですよね。
見たいな~。
やはり時の皇帝たちの下に集まるものって
違いますね~。







で、こんなカエルちゃんも!
大地震があって出てきて捕まったみたいですけど・・







そう書いてありません?
そこまでは書いてないか・・
でも一緒に並んでいたから、そういう事ですよね?









まぁ、そういう事じゃ。








とにかく、建物も陳列も何から何まで
楽しめる美しい図書館です!










過去のものだけでなく、
最近の陳列もあります。
アイスマン。
ここは現役の図書館のようです。








ここにこんなに長くいようとは
想像しませんでした。








本当なら一日中でも居て飽きない図書館です。










ま、そういう訳にも行かないので出てきました。
フランツ・ヨーゼフ広場。
後ろが国会図書館。








図書館の対面。
なんと! 第三の男でオーソン・ウェールズが
住んでいた館として使われた、パラヴィッチィーニ宮。









横から見ます。
歴史的建造物である事を示す赤と白の旗。
4人の女神が支える柱。
奇跡的にこの建造物は戦禍を免れたそうです。









こちらも歴史的建造物の旗あり。
両方とも見学したかったなぁ・・

また、図書館でて右に行けば、アルベルティーナ広場だった!
やはりまだまだウィーンのこと、把握できていませんでした。








この後、お得なシシーチケットを買うため、
元来た道を戻って、ミヒャエル広場。
こちらは、ミヒャエル門ならびの左手「海上の権力」像。









ミヒャエル広場。
お昼近くになって、ようやく人が出てきました。









ウィーン名物のフィアカーも仕事を始める。








ミヒャエル広場まえのロースハウス










ミヒャエル教会









カフェ・グリーンシュタイドルのある建物(右)と
ブルグ。







ウィーンの観光客ってガツガツしていないんですね。
皆さんうごきだすのが遅い。
と言って、夜も早い。









ミヒャエル門くぐります!
宮廷の服を着ている大きな人たちは、
コンサートやら何やらの呼び込み。
大きいでしょ。ほんとに皆さん大きいですわ。








シシーチケットの売り場と入り口は
通常ならこの赤い幌の下のはず。
でも、工事中。








こちらでございますわよ、の看板が!
日本人ならこの→みたら右に行きますよね~。
で、ワチクシも右に行って建物の階段を上がり続けました。









行けども行けどもチケット売り場など見当たらない。
それどころか、この建物の上、普通にオフィスが入っていました。
そこの社員とすれちがっても誰も怪しまない。
いいのかしら~、こんな王宮の一部の中入っちゃって。

違うとわかり戻って来て、直進しました!










広場の中に仮説のシシーチケット売り場が出来てました。









ここで、シェーンブルン宮殿とシシー博物館と
皇帝の部屋が見学でき、1年の有効期限がある
シシーチケットを買いました。









とりあえず、ミヒャエル門くぐったこちら王宮で
シシーの銀器コレクションだけ見ました。
って、全部見る予定だったけど、
銀器コレクション見終わったら
またここに出てきてしまって
その後どこへ? とわからなくなったからでした。

それに午後は、ブルグ劇場の見学ツアーに参加する予定でしたし・・














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