翌朝は終日自由行動の日。
午前中、
ヴァチカン美術館の半日ツアーに
参加しました。
郊外のホテルを早朝に出発!
コロッセオの昔の画像を追加しました!
30年以上前のものです。
コロッセオの昔の画像を追加しました!
30年以上前のものです。
ローマ郊外には
こういう集合住宅のような建物がありますが、
ホテルであったりもします。
テルベ川でしょうか?
ローマ市内に入ると至る所
由緒ありそうな建物ばかり
ガイドさんが何か
説明していたような・・?
カラスの像といい、松の木といい
アッピア街道へでも
続いているのでせうか?
昨日来た、共和国広場に到着
でも、降りない。
更に進む。
浴場跡の教会
浴場跡の教会
サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会。
かつては古代浴場の中心にあったバジリカを
教皇ピオ4世の命により
かつては古代浴場の中心にあったバジリカを
教皇ピオ4世の命により
1561年に
ミケランジェロが修復再建した!
オリジナルの遺跡を活かしたダイナミックな設計で
遺跡を残したファサードや
横に広く天井の高い
のびのびとした身廊など
のびのびとした身廊など
随所に古代ローマ時代の
面影を残している。
面影を残している。
ん、ギャ~!!
ただの古代の遺跡じゃなかったのね!
何処でせう?
連れていってもらう旅は、
何処をどう通っているか
自分で把握できないから、
ちょっとね・・
バスの中から見えた
ヴィットリオ・エマヌエーレ記念堂
雨の朝のローマの出勤風景
絶対何かの建物ですね?
解りました!
ジェズ教会!
解りました!
ジェズ教会!
イエズス会の本部。
礼拝堂には
礼拝堂には
フランシスコ・ザビエルの右手が安置。
ヴェネチア広場から2分。
ヴェネチア広場から2分。
そうでしたか~。
橋を渡った!
あれは!
ヴァチカンの教皇達の避難場所・・
ダン・ブラウンの
「天使と悪魔」の舞台でもある、
サンタンジェロ城です!
139年にハドリアヌス帝が
皇帝用の霊廟として建造。
590年のペスト蔓延時、
教皇グレゴリウス1世が城内で祈願中
上空に天使ミカエルが現れて
ローマを救った
という伝説あり。
あほのミハエルのご両親の思いが
わかりますね。
どうやら着いたようです!
ヴァチカン美術館
クーポラが見えてくると
ワクワクしますね♪
この2階?の
サンルームみたいな建物の中で
しばしガイドさんによる
説明を受けて中に入ります。
予約してあるツアーだと
ここら辺が早くて便利なのかな?
待つことなく
、するすると入り口へ進み、
出てきましたというか
入って来たのかな?
ピーニャ(松ぼっくり)の中庭
松ぼっくりの下に
ライオンが寝そべっている像あり。
ライオンは花崗岩。
ライオンは花崗岩。
松ぼっくりはブロンズ。
中庭広いです!
1周見回してみましょう!
本当はじっくりみたいところです・・
壁々でツアー客が集合してますね?
松ぼっくりの左右にブロンズの孔雀。
実はサンタンジェロ城に有ったものを
ここに持ってきたそうです。
ヴァチカンの教皇達って
何でもやるよね。
というより、
というより、
つつましくしていては、
カトリックの総本山として、
カトリックの総本山として、
政治的睨みを
きかせられないのでしょうね。
美術館の壁面ピラーです。
ヴァチカン美術館とは、
沢山の回廊の総称とか。
最初に通ったここは、
古代彫刻の
ピオクレメンティーノ美術館って、
回廊ですけどね。
色々ありますね。
絵もある!
顔だけの人は中国人観光客。
回廊にある作品は
回廊にある作品は
どれも教皇の私的コレクション。
ず~っと向こうまでありますが、
さわりを見るのみです。
この階段を上ったのかな?
ピオ・コンティーノ美術館の
中庭に出てきました。
八角形の中庭です。
って、四角形の四隅に面を作って
彫刻を展示しているからですね。
八角形の中庭です。
って、四角形の四隅に面を作って
彫刻を展示しているからですね。
古代ギリシア・ローマ時代の
貴重な彫刻が
収蔵されています。
とても小さな中庭で
混んでいました。
こちらはここでは有名な
「ラオコーン」
1506年、
コロッセオの近くで発掘され、
ミケランジェロが
発掘現場に見に来たとか。
ミケランジェロって、
天才だけど、
勉強もしっかりしていますね。
勉強もしっかりしていますね。
天才はやはり天才だけの事を
している。
超混み混みで、
同じくミケランジェロが
絶賛したという
胴体だけのトルソも
上部分しか撮れなかった・・
そうして入って来たのが、
「円形の間」
皇帝が入るような
浴槽があります。
って勝手にバスタブだと
って勝手にバスタブだと
形から思ってしまいましたが・・?
天井から陽が降り注ぎます。
きちんと計算されているクーポラ
このシェル型飾りは
ローマが先だったんですね。
何でも物真似の
エルミタージュで初めて見て
あまりの美しさに感動しましたが・・
日本の東京上野の東京国立博物館
表慶館の1階もこれと同じです!
その後、どこの回廊を
どう歩いたのかは
解りませんが、
回廊には色々ありました。
全て教皇の私的コレクションだったもの。
次から次へと進みます
モザイクの床
棺。誰かの妃の棺です。
どうして、
あそこにあんな大きな壺が
飾ってあるのか、
飾ってあるのか、
最初からずっと不思議でした。
当たり前ですが、
装飾も手を抜いていないんです。
キンピカの回廊、
オッジァですね。
これがヴァチカンです。
何となく収穫の事を書いている板
親子の彫刻
イヌも居ます。
床
当然ラピズラズリ
ですよね!?
狩の後、
子供たちがしとめた獲物を
背負って喜んでいる彫刻
背負って喜んでいる彫刻
ラファエロの回廊は
これではないと思う・・
真似したエルミタージュで見た限り、
本物も優美なはず・・
真似したエルミタージュで見た限り、
本物も優美なはず・・
この後も次々と回廊を巡り・・
地図のギャラリーや
因みに、地図って、
因みに、地図って、
ローマ中の教会の
私有地の地図だそうです。
なんだかなぁ・・
私有地の地図だそうです。
なんだかなぁ・・
ですよね。
タペストリーのギャラリーを巡り・・
なんだったかしら~?
渡り廊下みたいなところから
中庭をみつつ・・
ブレブレですが、
ヘリオドロスの間の天井
色々小さな部屋に入り・・
ラファエロの間は見たけれど・・
これもラファエロの間
楽しみにしていたラファエロの回廊は
やはり通っておらず、
システィーナ礼拝堂を見学
暗い暗いシスティーナ礼拝堂では、
お祈りしている人がいるからと
私語厳禁。撮影も控えるようにと・・
ミケランジェロの天井画の詳しい説明は、
美術館に入る前のサンルームに
スライドを使った説明器具があり、
現地ガイドさんが説明してくれます。
とても役立つ説明グッズでした。
ミケランジェロの天井画の詳しい説明は、
美術館に入る前のサンルームに
スライドを使った説明器具があり、
現地ガイドさんが説明してくれます。
とても役立つ説明グッズでした。
礼拝堂はかの有名なコンクラーベが
行なわれる部屋でもあり、
映画では明るく描かれていたけど、
本当に暗くて、
ただ大きい部屋
これは礼拝堂を出てきて
渡り廊下みたいな所からの風景
ミケランジェロの壮大な天井画
「天地創造」も見ましたが、
あまりに暗くて
大きな部屋の天井なので、
あんまり良く見えませんでした。
写真や雑誌で見るのは、
光を凄く当てて撮ってますね。
ミケランジェロ37歳の時の作品。
ミケランジェロ37歳の時の作品。
4年ちょっと掛かった・・。
確かミケランジェロは
確かミケランジェロは
この時までフラスコ画は
描いた経験なく、
まず弟子達に
まず弟子達に
フラスコ画技術習得に
本場まで行かせ、
自分は弟子からその技術を学び、
習得した後は
自分は弟子からその技術を学び、
習得した後は
自分ひとりで
この天井壁画を仕上げました。
天井画「天地創造」から35年。
再びヴァチカンに呼ばれた彼は、
天井画「天地創造」から35年。
再びヴァチカンに呼ばれた彼は、
今度は壁画「最後の審判」を
60歳になってから
60歳になってから
6年かけて描きあげました。
何度も足場から
何度も足場から
落ちたそうです。
すっごい苦労もしているけど、
すっごい苦労もしているけど、
超越した技能の持ち主
ではありますね。
システィーナ礼拝堂は
その大きさに圧倒されただけという
ちょっとがっかりした印象でした。
外に出てきました。
外に出てきました。
サンピエトロ広場前
観光客が長蛇の列です!
きちんと見るなら、
きちんと見るなら、
1日は必要ですね。
噴水が見えます。
「ダヴィンチ・コード」で
「ダヴィンチ・コード」で
何か言っていましたっけ?
ヴァチカンの広場で言及していたのは、
「風」を示す
ヴァチカンの広場で言及していたのは、
「風」を示す
マンホールの蓋みたいな絵でしたね。
昨日の雨も上がり、
午前中は観光客で混んでいますね。
昨日初日は夕方でしたが、
昨日初日は夕方でしたが、
夕方は比較的すいていましたよ。
美しく湾曲するベルニーニの柱廊
ちょっと不完全燃焼で
ヴァチカンを後にしました。
この辺りは、
ツアー客を待つ観光バスだらけです。
多分ホテルです。
ここも!
ヴァチカンをみるなら
こういう近いホテルがいいですね。
この後、バスは車で
身動きできない市内の道の中、
テルミニ駅近くまで
送ってくれました。
古代ローマの遺跡ですね?
後で気付いたのですが、
バスはどうやら
少し遠回りして
主な観光地を回って
送り届けてくれたようです?
どう見てもここは
フォロ・ロマーノだし・・
地図で見ると
確かにヴァチカンからテルミニ駅へは
ここを通る道はあるけど・・
さて、自由行動の午後は、
マツの希望もあり、
ここコロッセオに来ました。
昔来たときと
大して代わり映えしません。
そりゃそうでしょ。
古代ローマ時代の建物です。
20年や30年程度で
一々変わっているのもねぇ・・
そういう意味じゃ、
さすがローマ時代の建造物。
頑丈ですね。
確かギリシア建築はデザインに優れ、
ローマは土木工事が得意だったと
歴史の授業で学んだ記憶がある。
ここら辺は歴史地区です。
コロッセオとフォロ・ロマーノ
遠く左手に見える門は、
セプティミウス・セヴェルス帝の凱旋門
最寄り駅降りて
すぐに見える左手の門は、
コンスタンティヌス帝の凱旋門
こんなお顔です。
ここも観光客が沢山いますが、
何せ広大な場所ですので、
人口密度は
ヴァチカンよりは低いです。
丘の上、高級マンションがあるとか、
学校があるとか・・
これはどちらでしょう?
マツと私は
フォロ・ロマーノ側はパスして、
コロッセオの向こう側を探索。
ありませんでしたね。
向こうに
向こうに
柱だけ見えているのは同じ。
昔の、絹目の写真を
昔の、絹目の写真を
スキャンしたもの。
崩れかけている競技場
中を見学する人々
マツが、「中も見る?」
私、「昔見たからいい!」
マツが大笑いしました。
マツが、「中も見る?」
私、「昔見たからいい!」
マツが大笑いしました。
だって
柱だけが残っています。
こちらをちょっと行ってみます。
道なりに登っていくと
小さな教会がありましたが、
ここでも、
ここでも、
多分職業的物乞いの人がず~っと
ひれ伏した姿勢で
ひれ伏した姿勢で
座っていました。
イタリアは
イタリアは
ヴェネチアとフィレンツェ以外、
至る所で物乞いの人を
至る所で物乞いの人を
見かけました。
で、その教会のことより、
ここに登ると
ローマが一望出来た事です!
遠くに見えるのが
エマヌエーレ2世記念堂。
ミラノのあの有名なアーケード街
ミラノのあの有名なアーケード街
ガレリアも
同じ皇帝にちなんで
同じ皇帝にちなんで
作られていますね。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世
最後のサルディーニャ王国の王にして、
初代イタリア王国の王
19世紀の方です。
あ!
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世
最後のサルディーニャ王国の王にして、
初代イタリア王国の王
19世紀の方です。
あ!
この記念堂、
エレベーターも完備で
屋上テラスからローマの街が
屋上テラスからローマの街が
一望できるって!!
コロッセオの端から
引き返してきた時は、
ちょっと小高い土手を歩きました。
とにかく広いです!
半日や数時間ではとても見切れません。
歩くだけで時間がかかる。
ローマっ子の夕方のラッシュに
ぶつからないよう、
そろそろテルミニ駅方面へ
戻ろうとコロッセオの最寄り駅に向います。
青い目印の穴が駅の入り口出口。
青い目印の穴が駅の入り口出口。
テルミニ駅前
遠く右手に見えるオレンジ色の建物は、
マッシモ宮
現ローマ国立博物館本館
夜8時くらいまでは
ローマの中央広場、
ローマの中央広場、
現地の観光写真集を
買って来なかったので、
手持ちのガイドブックには
買って来なかったので、
手持ちのガイドブックには
別面でした!
蟻んこみたいに小っちゃい人間の目では、
同じ↓建物も広大になると
蟻んこみたいに小っちゃい人間の目では、
同じ↓建物も広大になると
教会は入ってみるべし、
という考えが
という考えが
ガイドブックに載っている、
サンタ・マリア・マッジョーレ教会!
あ~た、ローマ四大聖堂の一つよ!
356年の夏、
サンタ・マリア・マッジョーレ教会!
あ~た、ローマ四大聖堂の一つよ!
356年の夏、
教皇リベリウスの夢に現れた
聖母マリアの
「数日のうちに雪が降る地に教会を建てよ」という
「数日のうちに雪が降る地に教会を建てよ」という
お告げにより
五世紀の創建されたもの。
見逃せないのは、
五世紀の創建されたもの。
見逃せないのは、
身廊の梁上のモザイク画。
初期キリスト時代の貴重な作品。
また、毎年8月5日のミサでは、
初期キリスト時代の貴重な作品。
また、毎年8月5日のミサでは、
もう一度来れるような事があるなら
是非ともそのときは
是非ともそのときは
イタリア最後の日ですから、
名残惜しげにテルミニ駅界隈を
名残惜しげにテルミニ駅界隈を
眺めまわします。
スペックの低い我がパソコンで
スペックの低い我がパソコンで
テルミニ駅周辺の
航空写真を見ることができました!
テルミニ駅周辺と
航空写真を見ることができました!
テルミニ駅周辺と
共和国広場周辺が
ようやくわかりました!
共和国広場の
ようやくわかりました!
共和国広場の
そのあとまた地下鉄に乗って、
郊外のホテルのある最寄駅まで・・・
でもその先が大変でした。
最寄り駅からバスなのですが、
郊外のホテルのある最寄駅まで・・・
でもその先が大変でした。
最寄り駅からバスなのですが、
バス降りてからが
道わからず
道わからず
暗くなるまで迷いました。
こういうことがあるから、
こういうことがあるから、
ヴァチカンからタクシーで15分
テルミニ駅からは、
テルミニ駅からは、
同じくタクシーで40分。
ヴァチカンから近くだったんですね!
夜のバス利用は
ヴァチカンから近くだったんですね!
夜のバス利用は
危険と添乗員のチエちゃんから案内あり。
地下鉄も21時以降使えない。
この時何か工事をしていたようで、その関係。
総じてローマは、
地下鉄も21時以降使えない。
この時何か工事をしていたようで、その関係。
総じてローマは、
やはり何処よりも観光客で混んでいる。
街が汚い。
治安が悪い。
という印象でしたが、
街が汚い。
治安が悪い。
という印象でしたが、
きちんと下調べして、
地下鉄を昼間に利用して回れば、
勿論観光バスもあるようですし、
地下鉄を昼間に利用して回れば、
勿論観光バスもあるようですし、
それなりに
見て回れそうですが、
見て回れそうですが、
一人旅はどうかな?
英語が通じないのがネックかも?
ナボーナ広場パンテオン、
英語が通じないのがネックかも?
ナボーナ広場パンテオン、
ポポロ広場双子の教会
などなど、
などなど、
見逃したところが多いのが心残り。
また、いらっしゃいって事でせうか?
トレヴィの泉に
また、いらっしゃいって事でせうか?
トレヴィの泉に
コインも投げて来たことだし。
円高になったら、またね!
チャオ!
円高になったら、またね!
チャオ!
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